こどもが産まれて初めて迎える冬、あるいは保育園に通い始めの頃のこどもの体調管理にはかなり神経を遣う人も多いはず。こどもは幾度となく風邪をひき、少しずつ免疫をつけていきながら体が丈夫になっていくので、お熱が出たり風邪をひいたりするのは、必要なこと。けれどもできるだけ軽症で済んでほしいし、なるべく長引かずにすぱっと治ってほしい。その願いはどの親御さんも同じですよね。
今回は看護師であり、2児の子育て中の筆者が経験をもとにこどもの体調管理におすすめな育児グッズを紹介します。
この記事でわかること
☞絶対買うべき赤ちゃんの体調管理におすすめの育児グッズ
☞準備しておくとよいもの
1.購入すべき!体調管理グッズ
電動鼻水吸引器(メルシーポット)
まず一番におすすめしたいのが、こちらの電動鼻水吸引器!
我が家は保育園に通い始めの頃、毎日鼻水を垂らしていたように思います。保育園に迎えに行くと周りの子もみんな鼻たれ笑 そりゃ毎週熱出ますよね。でもみんな働いているので多少の鼻水くらいじゃお休みできないんです。そうやって強くなっていくんですね😌
ここで押さえておきたいのは、鼻水をそのままにしないこと。
鼻水をしっかりと吸ってあげることで中耳炎や肺炎の予防となり、風邪の治りは早くなります。
そんなときに大活躍なのが、電動鼻水吸引器なのです。
小児科医師も推す優れもの!
メルシーポットを知る前は、ママがチューブを口にくわえて吸い上げるタイプの吸引器を使用していましたが、当たり前のように風邪をもらう日々…育児中、しかもこどもが体調不良時にママまで倒れては元も子もありませんよね😵💦手ごろに買えるメリットはありますが、これは絶対におすすめできません!
メルシーポットは吸引力を調節できます。またチューブの先端が奥まで入れられないような太さになっているので、鼻粘膜を傷つけてしまう心配もなく医療的知識がなくとも使用できます。
モーターの音が少し大きく、初めて使うときはこどもは泣いてしまうかもしれません。でも痛くないことが分かれば嫌がらずに近寄ってきてくれます。
また、ものごころつく前から使っていると歯磨き同様、やらなくてはいけないものとして認識してくれますので、できるだけ早めに取り入れた方がお互いのストレスが少なく済みます。
電動鼻水吸引器にはハンディタイプもあります。
音は静かですが、吸引力はメルシーポットにおとってしまうので、
ご自宅でしっかりと吸引したいのであればメルシーポットをおすすめします。
スリーパー
こどもは夜何度もお布団をかけてあげても、暑くなって布団をけったり転がったり、お腹を出してみたりして体温調節をしていますね。ただそのあと寒くなっても自分でお布団をかけなおすことができないので、朝起きてみたらお腹を出したまま布団もかけずに縮こまっていたなんてこともしばしば…
そこでおすすめなのがスリーパー。今や薄手のものから厚手のものまで多様なスリーパーが売られていますよね。ご自分の生活環境に合わせて選ぶのが一番ですが、筆者のおすすめはダウンのスリーパーです!ふんわり軽くてあったかい!それにダウンは、湿気の吸湿と放湿性に優れていて熱がこもらず、赤ちゃんが適温で眠ることができます。吐き戻しやおもらしの多い時期ですが、お洗濯が可能なのもポイント!秋~冬、春先まで長く使えます。
体温計
このご時世、どのご家庭でも一本は常備していると思われる体温計。脇に挟むタイプもよいですが、非接触型体温計は赤ちゃんが寝ているときも起こさずに測れるというメリットがあります。せっかく寝ているときに起こしちゃうと赤ちゃんもご機嫌斜めだし、束の間のおひとりタイムが短くなってしまうのもショックですよね。そんなときは非接触型体温計の出番です!
ただ非接触型体温計を使うときの注意点があります。気温・室温で正確に測れないこともあるので、室温が暑すぎたり寒すぎたりしないか測定時の環境を整えてから使用してくださいね。
お薬カレンダー
風邪をひき、病院にいくとたくさんのお薬が処方されますよね💦目まぐるしい育児の中でお薬の管理が増えると、『あれ?朝飲んだっけ?』なんてこともしばしば…
そのこで大活躍なのは、お薬カレンダー!一週間分をお薬カレンダーに準備しておくと飲み忘れや飲んだかどうかわからなるなんてこともなくなります。

我が家はこども二人で、朝夕の薬で処方されることが多いので、こんな感じで2人分にわけて使っています😊
アクアライトORS
これは常にストックしておくことをお勧めします。
こどもの発熱、嘔吐・下痢は突然やってきます。そんなときに心配なのが脱水です。
ポカリスエットやアクエリアスと比べるとかなり薄味ですが、必要以上の糖分が入っておらず体に吸収されやすい浸透圧でつくられており、脱水補正に必要なナトリウムとカリウムがしっかりと入っているのがポイントです。
嘔吐があるときは一度には飲ませず、少量ずつ、何度かにわけて飲ませるのがポイントです💡
賞味期限も短くないので、ストックしておいて間違いはないでしょう。
2.準備しておくとよいもの
嘔吐処理セット

こどもが寝ている間に突然むくっと起きて、ゲロゲロゲロ~🤮なんて経験ありませんか?
大人でも我慢が難しい嘔吐💦こどもは吐きそう!と思ったら最後…大惨事が待っています…
そんなときに慌てずに対応できると、大惨事を最小限に済ませることができます。
百均で揃うものばかりなので、胃腸炎が流行り出す前に準備して、枕元にセットしておきましょう!
・洗面器
・ビニール袋
・キッチンペーパー
・マスク
・ビニール手袋
こどもが『うっ!🤢🤢🤢』となったときにさっと出せるようにしておきます。
吐物には、ウイルスが舞い上がらないようにキッチンペーパーをかぶせ、すぐに袋の封をしめます。
他の家族に移らないように窓を開けるなどの換気を行ってください。
袋に収まらず、周りを汚染してしまったときにはアルコールではなく、ハイターなどの塩素系漂白剤で消毒をしましょう!(ノロウイルスにはアルコール消毒は効きません⚠️)
胃腸炎が流行る時期がやってきます…
みなさん、家庭内で大流行にならないようにがんばりましょうね😣
熱の記録

お熱が出たときは、ある程度決まった時間に熱を測るようにしましょう。食後は代謝量が増え、一時的に熱が上がりやすいので本来の熱なのか判断がしずらいです。なので毎食前+就寝前に測るのが望ましいでしょう。熱の型から疾患を予測できるときもあるため、受診する際には体温を記録したものを持っていってください。
また、発疹や咳の様子などは受診した際に出ているとは限らないため、可能であれば写真や動画に残しておき、受診時にみせると診察の判断材料となり、適切な診断や処方に役立ちます。
3.おわりに
いかがでしたか?
今回は、看護師であり、2児の子育て中の筆者が経験をもとにこどもの体調管理におすすなグッズと準備しておくべきものを紹介しました。
こどもの体調不良は、できるだけ軽症でかつ短期間で収まってくれることを願うばかりです。
子育て中のママさん、パパさん
時には、息抜きをしつつ一緒にがんばりましょうね😊
最後までお読みいただきありがとうございました💗
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